NAMIMATI×okiny 体験型ワークショップ開催

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2020年12月、okiny(旧artisans)さまとサスティナブルアクセサリーショップを営むshell&peonyさまを講師としてお招きして、ビーチクリーンで拾ったマイクロプラスチックからアクセサリーを作るワークショップを開催しました。”アップサイクル”をテーマに開催したこのワークショップは、小さな子どもから大人まで幅広い年代の方々にご参加いただきました。今回はこのイベントについて紹介したいと思います。

イベントについて

イベント概要

2020年12月、ビーチクリーン(@辻堂海水浴場)
で拾ったマイクロプラスチックから
思い思いのアクセサリーを作る
体験型ワークショップを
okiny(旧artisans)さんのご紹介のもと
@shell_peonyさんを講師として、
@on_the_pigs_backさんの場所を
お借りして開催しました。

イベントに込めた思い

私たちNAMIMATIが
今回のイベントに込めた想いは2つあります。

1つ目は、
「ものづくり体験を通して
日常的にモノに対する
愛着やこだわりを持って
大切にして欲しい」という想いです。

流行りものを手軽に手に入れることが
できる世の中になって、
流行遅れになったものはすぐに捨てて、
また新しいものを買う。

いつの間にか
”流行しているもの=自分のお気に入り”
なっている自分はいませんか?

それは決して悪いことではないですが、
そうした消費活動の結果が
今の環境問題の一端を担っているのです。

自分のものを”ゴミ”にしないことも大事です

では、”ゴミにしない”というのは
どういうことなのでしょうか?
それが、自分のものに
”愛着を持って大切にし続ける
ということだと考えています。

どんなものに愛着を感じるのかというと、
「自分が思いを込めて作ったもの」
というのが1つ挙げられると思います。

モノのデザインや仕様といった要素と共に、
自分がそのものを作ったときの思い出
詰まっているからこそ、
「大切にしたい」という思いが
生まれてくると考えています。

2つ目は、
「自ら拾ったゴミから
一生もののアクセサリーをつくりことで、

より日常的に社会課題について主体的に考える
そのきっかけづくりをしたい」

という想いです。

みなさんは”アップサイクル”
ご存じでしょうか?

“アップサイクル”とは、もともとの形状や特徴などを活かして、古くなったものや不要だと思うものを捨てずに新しいアイディアを加えることで別のモノに生まれ変わらせるサスティナブルな考え方です。

古くなったもの、使わなくなったものは
ゴミになると思っていませんか?

ゴミにするかどうかは、
私たち次第だと思っています。

なぜなら古くなったもの、
使わなくなったものに、
ひと工夫を加えたら、それらはまた
私たちのお気に入りのものに変わる可能性を
持っているからです。

生活をしていれば、当然ものは古くなり、
使わなくなるものもあると思います。

それらをゴミにするのも人間、
もう一度生まれ変わらせて価値あるものに
できるのも人間なのです。

このような考えを知ることも
環境問題に取り組む第1歩だと思います。

自分でものづくりをすることによって、
モノへの愛着とモノを大切にする気持ちを
再認識すること
いらないと思われるモノでも、
私たちのひと工夫で新たな価値を
持たせることができることを伝えたい
という思いで、今回のワークショップを企画しました。

イベント当日の様子

辻堂海水浴場でビーチクリーンを行ったあと、
@on_the_pigs_backさんの場所を
お借りして、
@shell_peonyさんから、
マイクロプラスチックを用いた
アクセサリーの作り方を教えていただきました。

ビーチクリーンのときに、
マイクロプラスチックを探す子どもたちは
「好きな色はあるかな」
「いい形はあるのかな」
まるで宝探しをしているかのようでした。
楽しみながら環境に良いことができるのは、
素敵なことですよね。

そのあと、ビーチクリーンで拾った
マイクロプラスチックを用いて、
みんな思い思いのアクセサリーを作りました。

アクセサリーをつくる
子どもたちのまなざしは真剣そのもので、
できあがったときには嬉しそうな笑顔
見せてくれました。
大人である私たちも時間を忘れて
アクセサリー作りに没頭していました。

 

ワークショップに真剣に、
そして楽しそうに、取り組む
みなさんの姿を見て、
このイベントに込めた想いである
“モノを大切にすること”
“日常的に社会問題について
主体的に考えること”
きっかけづくりが
できたのではないかと
実感することができました。

そして同時に、
同じ時間と体験を共有したことで、
その日に出会ったみなさんとの
心の距離も縮まったように感じました。

イベントを終えて

これまでのNAMIMATIのイベントは、
活動しているメンバーの年齢層が
Z世代ということもあり、
10代、20代の方々に参加していただく
機会が多かったのですが、
今回のイベントでは、
ファミリーで参加していただくなど、
幅広い年代の方に参加していただきました。

環境問題は、環境問題に関心の高い
若い世代のみが取り組むのではなく、
「1人の100歩より100人の1歩」
と言われるように、

より多くの人々、幅広い年代の方も
巻き込んでいく必要があると思っています。

そのために、環境問題に関する
教育を受けてきた、または受けている
Z世代の私たちが、
環境問題を始めとするSDGsへの想いを
上の世代に遡及していくこと、
今後の未来を生きていく次の世代に
受け継いでいきたいと考えています。

今回のワークショップは、
まさにこの想いを叶える第1歩になりました。

最後に

SDGsが昨今注目されているのは事実であり、
見る人から見れば、“流行り”のようにも
感じるかもしれません。

しかし、SDGsが掲げている目標が
実現されるその日までは、
歩みを止めてはいけないと思うのです。

一次的な流行りで終わらせることなく、
SDGsの想いをより広げていくために
私たちNAMIMATIは今後も活動に励んでいきます。

友達や子供たちにSDGsを
知ってもらうきっかけづくりとして
ぜひ、NAMIMATIのイベントに
ご参加いただけますと幸いです。

NAMIMATIはどんな方でも大歓迎です。
みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。

    Sasaki Miku

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